AI時代だからこそ「考える力」を育てたい|当教室が生成AIをすぐ使わせない理由

最近、「ChatGPTなどの生成AIを使ったプログラミング学習」について質問をいただく機会が増えました。

結論から言うと、私は生成AIを使うことには賛成です。

これから先、AIは間違いなく私たちの生活や仕事の一部になります。

大人になって社会に出れば、「AIを使いこなせること」は大きな武器になるでしょう。

しかし、その一方で、私は中学生までのレッスンでは、できるだけAIに頼らず学んでほしいと考えています。

理由はとてもシンプルです。

「自分で考える力」が育ってほしいからです。


プログラミングでは、思い通りに動かないことが日常茶飯事です。

エラーが出る。
思った動きをしない。
原因が分からない。

そんな時に、

「どこがおかしいんだろう?」
「このキーワードで検索してみよう。」
「このサイトには何て書いてあるかな。」

と、自分で調べ、試し、失敗しながら少しずつ解決していく経験が、とても大切です。

この積み重ねこそが、本当の意味での「考える力」につながります。


もちろん、AIに質問すれば、ほとんどの場合は答えを教えてくれます。

ですが、答えだけを受け取ってしまうと、

「なぜそうなるのか」
「他の方法はないのか」
「どんなキーワードで探せばよかったのか」

という部分を考える機会が減ってしまいます。

作品は完成するかもしれません。

でも、「自分の力で完成させた」という経験は少なくなってしまいます。


だからこそ、私のレッスンでは、まずは検索を使います。

検索は答えをそのまま教えてくれるものではありません。

いくつかの記事を読み比べ、
自分に必要な情報を探し、
実際に試してみる。

この過程には、自分で考える時間があります。

プログラミングだけでなく、将来どんな仕事に就いても役立つ「調べる力」が身につくと考えています。


もちろん、AIを完全に使わないわけではありません。

ある程度、自分で考えられるようになったら、

「このコードを改善して。」
「このエラーの原因を一緒に考えて。」
「もっと良い書き方はある?」

そんな”相談相手”としてAIを活用するのは、とても有効です。

実際、私自身も日々AIを活用しています。

だからこそ思うのです。

AIは「考える代わり」をしてもらうためのものではなく、
**「考えたことをさらに深めるためのパートナー」**であるべきだと。


AIが当たり前になる時代だからこそ、
自分の頭で考え、
分からないことを調べ、
試行錯誤しながら答えにたどり着く力は、ますます価値のある能力になります。

当教室では、作品を完成させることだけを目標にはしていません。

子どもたちが将来どんな分野に進んでも役立つ「考える力」「調べる力」「解決する力」を育てることを大切にしています。

それが、AI時代を生きる子どもたちへの、本当の力になると信じています。

そして、あなたの一歩をお待ちしています。

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