正解は「ひとつではない」プログラミング
「1 + 1 = ?」と聞かれたら、誰もが「2」と答えると思います。
間違いなく「3」ではなく、答えは「2」ただひとつです。
しかし、プログラミングを作成する際の正解はひとつではありません。
どういうことか、詳しくご紹介していこうと思いますので、最後まで読んで頂けたら幸いです。
目的に向かう方法を考える
例えば算数の問題を解く場合は答えを求めることを大前提に考えます。
対してプログラミングの場合、まずは目的を考えます。
ここで言う目的とは「何を作るか?」です。
何を作るかを求めるのではなく、無事完成させるために「作る手段を考える」ことがプログラミングの本質と言ってもいいと思います。
そして、この作る手段こそが「ひとつではない」ものです。
「ひとつではない」例
ここでの目的は上の画像の「ネコをずっと走らせて端に当たったら逆方向を向く」というものにしてみます。
ひとつめの方法はこちらです。
もっともシンプルな方法です。
こうすることでネコは思った通りに動いてくれますが、応用が効きづらいデメリットもあります。
ふたつめの方法はこちらです。
今度はブロックが縦に長くなりました。
移動をX座標で行っているところがポイントです。
しかし、冒頭で記載した通り、プログラミングの答えはひとつではないので、どちらのコードを設定しても正解です。
スクールに通うお子さまの傾向
今回、なぜこのような記事を書こうと思ったのかについてご説明します。
プログラミング未経験で当スクールに通い始めた生徒の子の多くは、正解はひとつと思い込みがちで間違いを恐れる傾向が強いと感じています。
しかし、プログラミングは目的が達成できれば、思ったより自由なものです。
まるでパズルを組み立てるように、たくさんの方法を考え、何度も間違えては直してを繰り返して、プログラミングの思考力を高めていきます。
同時にそれこそがプログラミング学習の醍醐味であるとも言えると思います。
そういった事をお伝えしたいと思い、記事にさせて頂きました。
まとめ
当スクールの使命は、お子さまの可能性を引き出し、プログラミングの楽しさと考え方を伝えることだと思っています。
生徒の子からは「自分の好きなやり方で作っていいのが楽しい」、保護者様からは「今まで習い事が続かなかったけど、毎週楽しみに通っている」など、非常に嬉しいお言葉を頂戴し、ますます身の引き締まる思いでおります。
興味があるという方は、まずはお気軽に無料体験にお越しいただいてはいかがでしょうか?
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